「人生の三分の一は睡眠だから睡眠にはこだわるべき」最近そういう話をよく聞くようになった気がする。
確かにその通りだって思う、一日の活動量やその質は目覚めた時点である程度決まってしまっている。すっきり目覚めたら活動的に、目を擦って布団の中でしばらく蠢いてから起きたときは一日なんとなくダラっと過ごしてしまう。
そしてその目覚めを左右するのは就寝前の準備だ。ということで今回は睡眠グッズを購入したのでレビューしていく。
【結論】SALUAのホットアイマスクはIT時代の我々にとって必要不可欠な存在
いきなり結論から言うと今回購入したSALUAのホットアイマスクは目を酷使する現代人にとって必要不可欠なパートナーだ
これを使い始めてから朝起きた時の目の痛みや疲労感が大幅に軽減した。今まで朝スマホを5分見ただけでショボショボしてしまっていたのが嘘のようだ。
現代人は目を酷使し過ぎている
我々現代人はIT技術の飛躍的な進歩によって20年前には想像も出来ないほど便利な世界で生きている。しかし、その代償の一つとして常に液晶画面を注視する生活を送ることになってしまった。
家ではPCでネットサーフィンやショッピング、サブスクの映画やアニメ、漫画や小説も見ることができる。テレワークをしている人たちはより長時間画面を見ているだろう。そしてそれらすべてをいつでもどこでも手の平サイズのスマホで楽しめるとなれば眼球の疲労は尋常じゃない。
私も例に漏れず目を酷使し過ぎて頭痛がすることもしばしばあって。これじゃイカン!と思いホットアイマスクを購入することにした。
目は冷やすのと温めるのどっちがいいの?
目を労わるときは温める場合と冷やす場合があるが、今回の私のような目の疲労による頭痛や肩こりが起きている場合は温めるのが良いらしい。反対に目が充血したり炎症したりしている時は冷やしたほうがいいようだ
使い捨てホットアイマスクはコスパが悪い
ホットアイマスクと言えばめぐりズムを始めとした使い捨ての利用を検討する人もいるだろうが、それはおすすめしない。何故なら使い捨てホットアイマスクは毎日使う場合コスパが悪過ぎるからだ。
めぐりズムの12個入りがおよそ800円、一枚当たり66円を毎日使った場合66円×365日=24090円となる。
対してSALUAのアイマスクは本体が3980円、バッテリーサイズが1000mAで満充電におおよそ0.2円掛かるらしいので、毎日使った場合の電気代が年間73円とすると充電式ホットアイマスクは年間4053円程度に抑えられる。更に二年目以降は電気代73円しかかからない。コスパの差は歴然だろう。
ただしホットアイマスクを試す目的で使い捨てホットアイマスクを買うのなら有りだと思う。
【開封】内容物 シルクの質感は良い USB-C端子で使いやすい
これが外観、箱の右側が凹んでるのは写真撮影のために取り出した際にぶつけてしまったもので、購入時は奇麗な状態だったので安心して欲しい。色は全部で6種類あって今回はフォレストグリーンを選んだ。
外箱は横にスライドすると外せるようになっており、中身はアイマスク本体。その下にアイマスク用のケース、説明書兼保証書、そしてUSB-Cケーブル(0.5m)となっている。説明書は日本語のみ。
使い方は簡単
使う前に充電をしておこう。説明書には空の状態から満充電までおよそ2時間と記載されており、帰宅してから充電を始めても就寝時に十分間に合う。充電時はランプが赤く点滅して、満タンになると青く点滅する。
本体の黒いボタン部分が電源スイッチで、長押しするとランプが点灯し本体が温まり始める。最初はランプが赤くなり、もう一回押すと青くなる。温度は赤が40度程、青が35度程になるらしい。もう一度長押しすると電源オフできる。
また、30分経ったら自動で電源がオフになるので火傷の心配は無い。満充電から2回くらい使うと充電が空になるので充電は2日に一回くらいのペースでいいだろう。
私は40度だと熱すぎるので青ランプの35度にしている。
後ろのバンドは調整可能で丁度良いサイズに合わせることができる。が位置を固定することができないので使っているうちに少しずつズレてしまう。ちょっと残念。
カバーは取り外して丸洗い可能
本体カバーの上にはファスナーがついており、そこを開けると中身の本体部分が取り外せるようになっている。こういった構造になっている製品は意外と少ないので嬉しい。
本体部分は当然洗濯できないが、普段肌に触れているカバー側はこの状態で丸洗い可能だ。説明書には洗濯機の手洗いモード等か手洗いで優しく洗ってくださいと書いてある。
私はネットで泡立てして手洗いをしている。毎日使っていると皮脂が付着していて結構汚れているので、丸洗いできるのはありがたい。
3か月使った感想
SALUAのホットアイマスクを使い始めて3ヵ月。今では毎日寝る時に耳栓とこのホットアイマスクを装着するのが習慣になった。朝起きたら枕元で充電して、帰ってきてまた装着して寝る。が私のルーティンになっている。
カバーがシルクなので肌触りがとっても良くて、毎日付けていても苦にならない。目がほんのり温まった頃には眠っていることが多い。
目が覚めたら目の疲れが残っていないので朝からずっとモニター前で作業することもできている。日々の生産性が上がっているので既に金額の元は取れてると思う。
悪い点は三つ
ここまでの話で良い事尽くしに聞こえるホットアイマスクだが、勿論残念に感じる部分もある。
- バンドの幅が使っているうちにズレる
- バンドが耳にあたって痛い
- 充電残量が分からない
- 充電中ピカピカ光る
バンドの幅がズレる、耳に当たって痛い
バンドの幅が使っているうちに少しづつズレていって定期的に調整し直す必要がある。と言っても一週間に一回10秒も掛からないのであまり気にならないが。
バンド部分の素材が固めなので肌にあたったときに割と痛く、それが耳にあたると少し気になる。と言っても擦れて傷になるほどではないが、バンドの幅ズレと言い本体の質感がいい分バンドの安っぽさが目立ってしまい少し残念だと感じる。
充電残量が分からない
満充電でおよそ一時間、30分2セット分の使用が可能だが、見た目で残量が分からないので充電が切れていたとしても使うまで気づくことができない。と言っても充電時間は最大2時間程なので、寝る直前でもない限りは一晩分は間に合うだろう。
対策として私は毎日朝起きたらすぐ充電するようにしている。
充電中ピカピカ光る
充電中は赤点滅、充電完了で青点滅をするのだがこの常時点滅が少し気になる。たまーにアイマスクをつけ忘れたり、昼寝するときは付けなかったりするんだけど、この時部屋を暗くすると充電中のアイマスクがずっと点滅している。
光量はあまり無いから明るいときは気にならないんだけど、部屋を暗くすると結構目立つのでアイマスクを付けないで寝るときは充電ケーブルを外しておくことをお勧めする。
【修理対応】使用3か月目で充電ができなくなった
購入してから毎日使っていたホットアイマスクだが、二か月半辺りから充電が上手くいかなくなってきた。ケーブルを刺しても充電中を示す赤点滅にならない事が増えていき、購入から3ヵ月が経ったある日。遂に充電が出来なくなってしまった。
公式サイトのお問合せページに症状を記入し、使用してる充電ケーブルとアダプターの写真をメールに添付して送った所、本体の初期不良の可能性が高いとして、代わりの本体部分を無料で送ってくれることになった。
実はこの時点で保証期間の3ヵ月を2,3日過ぎていたのだが、今回無料での対応をして頂いた。
それから住所をメールに記載して1週間ほどで自宅に新しい本体が届き、現在は問題なく使用できている。故障した古い本体は処分してくれとのことだったので、そのままゴミ箱行きにした。
メーカーの柔軟な対応を受けて、今度買い替えるときはSALUAのホットアイマスクをまた買おうと思うチョロい私であった。(でも保証3ヵ月ってちょっと短くないですか?)
合計4種類のバリエーションが展開中
今回私が購入したホットアイマスクの他に各用途向けのバリエーションが3種類展開されている。基本的な機能は変わらないが、サイズ、マスク部分の素材などが異なるので自分に合ったものを選んでほしい。以下はそれぞれの簡単な解説と私の感想。
SALUA HOTEYEMASK 男性用
基本的な機能は私が購入したアイマスクと同様だが、男性用と銘打っているだけあってサイズが一回り大きいモデル。
アイマスク表面はサテン生地で内部に活性炭シートが付いているので体臭が移るのを気にする人はこちらがおすすめ、ただしカラー展開がブラック、デニムの二種類しかなく両方とも黒系なのでオシャレさに拘りたい人は微妙。
SALUA HOTEYEMASK もこもこ
こちらも基本性能は一緒でアイマスク本体にもこもこの毛が付いている商品。ヒーターで暖まる本シリーズにおいてもこもこの必要性を感じない上に、丸洗いのやり方に気を使わないと毛がダメになりそうなのであまりおすすめはしない。
でも見た目は可愛いので、機能性より見た目で選びたい人は一考の余地あり?カラーはグレー、ホワイト、ピンクの三種類
SALUA HOTEYEMASK プレミアム(おすすめ)
基本的な性能は同じだが、他の製品と異なる点がいくつもある。
- 温度は40度、38度、35度の三段階
- 六段階のランプでバッテリー残量が分かる
- 調整バンド部分を覆うシルクカバー
- シルクは最高品質の6Aを使用
- アロマパウチ付き
この中で私が気になったのは残量表示とバンドカバーだ、私が先ほど挙げた悪い点にバッテリー残量が分からない、バンドが耳にあたって痛い、というのがあったのだがプレミアムならこの二つの欠点を補える可能性がある。
使っている時は残量表示は見えないから、結局毎日充電が一番楽だとは思うが。シルクカバーで耳の肌触りが改善されればより快適に眠ることができるかもしれない。また、髪の毛へのダメージを少しでも軽減したいという人もシルクカバーの恩恵が得られるだろう。
これだけの違いがあって定価4980円でカラーは8種類。私が購入した通常品と1000円しか変わらない。
実はプレミアムは私が購入した時点ですでに販売していたようで、私はそれに気づかずに購入してしまったので、もし私が今から買うのだとしたら間違いなくプレミアムを購入する。
【まとめ】今から買うならプレミアムがおすすめ
IT社会となった現代において、目を労わる事は収入や娯楽等とこれまで以上に密接に関わる重要な要素だ。
今回のホットアイマスクを使ってみてその事を日々実感している。ホットアイマスク界隈のことは全く分からない中での購入だったが、故障時のメーカーの対応もよく良い買い物だったと思う。
みんなも自分の大事な目を守るために怪しい激安製品に飛びつかずに、ちゃんと信頼できる製品を購入して目を労わって行こう。私はプレミアムをお勧めするよ。
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