物の整理整頓を進めて行くと「床に物を置きたくない！でも他に置ける場所がないよ！」と思うことが多々ある。
そんな時ふと顔を上げると空いてるスペースがある、そう、壁だ。地面に物を置けないなら壁に引っ掛けてしまえばいいじゃない！これにはマリーアントワネットもニッコリだ。
この記事では荷物を壁掛けするところから実際に使用してみての感想までまとめているので是非整理整頓の参考にしてほしい。
地面に物を置きたくない理由
なんで物に床に置きたくないかというと、埃を被りやすいし取る時に屈む必要がある。更に床に物が多いと掃除の時にずらしたり一度何処かにしまったりする手間がかかる。床に直置きの物が多いというのは見た目以上に時間と労力を消費してしまうんだ。
私の部屋には財布などが入ったボディバッグ、ダウン、腕時計や鍵、掛け時計などが置き場所に困っていて、これだけの物が床に置いてあっては美しくない。
だから私は極力床に物を置かず、かつ使いたいときにサッと取れるようにしたい。
ネジや突っ張り棒等を使うと不格好になる
壁に引っ掛ければいいじゃない！と言っても話はそう簡単じゃない。折角の新築に釘やボルトを打ち込んでしまったら見た目が残念になるし、将来的に位置を変えたり不要になったときに残ってしまうと見栄えが悪い。
賃貸でも同様に、釘やボルトなどで開けた大きな穴は退去時に原状回復する必要があり、自分で開けた分は当然自己負担になってしまう。
そこまず考えた方法が突っ張り棒を床から天井に伸ばして、そこに色々設置する方法。
悪くないんだけど、突っ張り棒がどーんとそびえ立つから見栄えが微妙だし、安定感があまり無さそうで不安ということでこの案は却下。
そこで出会った【壁美人】という製品
そこで出会ったのが壁美人、ホッチキスで壁に8か所止めるだけで耐荷重6kgとかいう嘘みたいな商品だ。
専用の錆び難いホッチキス針と本体のフック二個入りで約1100円と結構高価だけど、再利用出来るし大量に必要なわけでもないからヨシ！
しかも取り外した後に残る穴は画鋲より小さいので賃貸での原状回復不要、と壁美人は謳っている。私は賃貸で使用した経験がないのではあくまでも自己責任でお願いします。
写真のホッチキスの針のすぐ横に一度失敗して外した時の穴があるんだけど分かるかな？壁紙が凸凹しているのも影響していそうだが、私は壁に鼻がくっつく位まで近づいて初めて気づいたくらいには目立たない。
DIY開始から完成までの手順
今回のDIYで使用するのは
- 壁美人P-4金具二個セット（白）
- ダイソーのワイヤーネット（白）
- 金属フック（白）
- 結束バンド（白）
- ワイヤーかご（白）
まず設置したい場所に壁美人を設置する。この時ワイヤーネットを当てながら当たりを付けると失敗しにくい。
私はバッグや鍵などを置きたかったのでドアの真横に設置することにした。
次にワイヤーネットを設置して、物を掛けたい場所にフックを設置して、結束バンドで固定する。必要に応じて金属フックを手やペンチで曲げて使うとより良いかも。
最後にフックやワイヤーかごに必要な物を掛けていけば完成、完成まではおよそ30分、細かい位置調整も含めれば1時間程で終わった。
今まで置き場所に困っていたダウン、ボディバッグ、腕時計、掛け時計を壁に掛けることに成功した。
今回のDIYに合わせて掛け時計を新調したんだけど、機会があったら記事を書くので見てくれると嬉しい。
追記：購入した壁掛け時計のレビュー記事はこちら
数か月利用してみた感想
この状態で数か月使用した感想は、正直とっても便利になった。
ドアの真横に設置したおかげで、出かけるときにワイヤーネットに行けば必要な物が一式揃えられるし、万が一忘れてしまっても一か所にまとまっているから探す手間が無い。
帰ってきたときも一式をこのスペースに置いてしまえばすぐお風呂に入れちゃうくらい動作も短縮された。ワイヤーネットやかごを使っているので埃が溜まりにくく、掃除の時もハンディモップでサッと撫でるだけでいい。
特にボディバッグは中身を軽量化したおかげでフックに引っ掛けても自重で型崩れする心配もない。バッグを軽量化した方法は下記の記事。
ただ今回はケチって壁美人を上2か所にしか設置しなかったから、物を取る時に支えがない下部分が動いて音が鳴ってしまっている。気になる人は追加で1セット購入して下も固定すればOKだ。
私の部屋は二階にあって広くないのでロボット掃除機は導入していないが、このまま床の物が無くなっていけば2万円程のエントリーモデルなら導入する余地がうまれるかもしれないし、そうなれば更に時間を節約できる。
これからもさらなる生活改善を目指して活動していくので、楽しみにしてください。
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